動詞の意味にもよって変わってくるのがこの分詞の形容詞的用法です。 原則的な意味では進行形は人を〜させるような、過去分詞は主語自体 が〜した、となります。ただ一概にそうとは言えません。しかし 迷ってしまったら、人なら過去分詞、物なら進行形にしておくと間違える頻度 が少なくてすみます。
英会話学習者がつまずくのが関係代名詞、分詞、現在完了と相場が決まって います。関係代名詞と分詞に関しては同じような理解になり、ようするに動詞 と名詞の関係を理解できるかどうかがネックになってきます。名前は全然違いますが、 基礎的な考え方は同じです。またさらにレベルを落として考えるとこの2つの 基本は受身になります。これが元々名詞と動詞の関係を理解する文法ですよね。 この受身の部分でしっかり理解できていれば、関係代名詞も分詞の形容詞的用法 もそんなには難しくないんです。
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toeicなどのテストでもよく使われるのがこの分詞です。正答率が低くなりがちで 問題の作成者にはこれほどおいしい問題はないからです。特に難しい動詞を使うと 解答者からすると動詞の意味がよくわからず不正解になりがちです。その対処法も 巻末に書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
A: I failed to console my depressed brother.
B: Really?
I failed to console my (depress) brother
1. I failed to accept that (disappoint)rumor.
2. It was funny to see a lot of (excite) people there.
3. I've gotta do something about the (cry) baby
4. A (drink) man came to talk to us.
5. We failed to pass through the (crowd) road
6. I failed to stand the words of the (disgust) boss
Practice
1.
2.
3.
4.
5.
6.
太郎:今日は分詞その2です。 まずはテキストの例題をみてみましょう。
A: I failed to console my depressed brother.
B: Really?
I failed to console my (depress) brother
美鈴:brotherの前にdepressed..名詞の前になんで過去分詞が。。。 なんか英字新聞なんかでみるような文体ですね。なんとなくの意味で理解するよう にはしてるんですが。
太郎:これが今日のポイントです。 中級レベルの関係代名詞と動詞をわかっていないとどうしようもないのが この分子の形容詞的用法何です。
まず意味からみると「落ちこんだ兄弟を慰められなかった」です。 depressは「ガッカリさせる/落ち込ませる」という意味です。 これが過去分詞系になって形容詞として名詞についてるんです。英語学習などでもおなじみの文法です。
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美鈴:わかったようなわからなんだような。。。
太郎:では、ちょっと問題。関係代名詞とdepressを使って「落ち込んだ友人」 を作ってもらますか?
美鈴:「落ち込んだ」が「友人」にかかってるから。。 my friend that was depressed.
太郎:はい、そうですね。「友人」は「落ち込ませる」という動詞をする側では ありませんね。「落ち込まされる」側です。なので、受身でmy friend that was depressed.
これが今日のポイントの大元の部分です。
that(which/who) be動詞 ing/P.P.
のingやP.P.が名詞の前に抜けてきているんです。 だから、my depressed friend. 関係代名詞を短く省略するために前にもってきていると考えてもいいですよ。
美鈴:なるほど!でもこれって動詞がわかってないと無理ですよね。。。
太郎:はい。まずは関係代名詞、次に動詞の意味が理解できていないと これはできません。
ちょっと簡単な考え方をすると「〜させる」という「させる」系動詞は ingになると「(人を)〜させるような」、P.P.だと「〜した/された」と いう意味の形容詞になります。
一番よく知っているところでいくとexciteはどうですか? よくエキサイティングなとかいいますよね。exciteは元々「〜を興奮させる」と いう意味です。先ほどの法則ではないですが、これに当てはめると excitingは「(人を)興奮させるような」、excitedは「興奮した」という 形容詞になりますね。カタカナでいうエキサイティングはこの「興奮させるような」 という意味で使ってますね。英会話学校などでも よく出る英文法です。
An exciting event エキサイティング(人を興奮させるような)イベント
美鈴:なるほど!確かにそうですね。。後は動詞の意味を押さえることですね。
太郎:その通りです!ちなみにexcitedを使った例を出すと an excited man 興奮した男 間違ってingにすると an exciting man (人を)興奮させるような男 いつもハッスルハッスルして人を盛り上げるような男、という感じですね。
これは「〜させる」系の動詞。
次に「〜する」という動詞に関してはその名詞がその動詞をしているのか されてるのかを考えましょう。
例えばwalk「歩く」で(walk) manを変形させてみましょう。 A walking manはA man that was walking.は「歩いている男」ですね。 A walked manならA man that was walked.なので、「歩かされた男」ですね。
美鈴:これ間違うと怖いですね。。
太郎:はい!ちゃんと使えると「おっ」と思われてかっこいいですが、 間違うとえらい誤解です。注意しましょうね。迷ったら元の関係代名詞の形に 戻しましょう。そこから動詞の意味を考えて、名詞がその動詞をするのか、されるのか を考えましょう。
それではテキストをみてみましょう。
A: I couldn't console my depressed.
B: Too bad.
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I can't console my (depress) friend
まず、文章自体の時制は過去です。なので、例題ならcan'tをcouldn'tに。 次に名詞の前に< >で動詞を原形のまま置いていますので、これを名詞との 関係と意味をみてingか過去分詞にして下さい。
初めは練習ですので、動詞の意味は言いますね。
それでは1番からいってみましょう!1番のdisappointはdepressと似た意味で「失望させる/落胆させる」という意味です。
<上記をの方法で1ページ目のテキスト、1〜6番の文を変えて完成させます。 まずは声に出して文を言った後、その文を同ページPractice1〜6.に書き写します。全て終わったら、下の文章を読んで答え合わせをして下さい>
美鈴:じゃあ、I couldn't accept that disappointing news.
太郎:正解。「〜させる」系なので、ingなら「(人を)失望させるような」、P.P.なら A news that was disappointed「失望したニュース」。newsが失望ていることになります。 「失望させるような/ガッカリさせるような知らせ」なので、ingです。
それでは2番は?
美鈴:It was funny to see many excited guys in the concert.
太郎:正解。exciteは「させる」系の動詞。ingなら「興奮させるような」、P.P.なら 「興奮した」。ここでは「興奮した人たち」ですね。なので、P.P. です。意味は「コンサートで多くの興奮した人たちをみるのがおもろかった」ですね。
美鈴:guysって「男」じゃないんですか?
太郎:日常会話では単に「人 」という意味でも使います。 これも頻出ですので押さえておきましょうね。
それでは3番は?ここでは「泣いている少女」という意味にして下さい。
美鈴:I had to do something about the crying girl.
太郎:正解。cryは「泣く」ですね。The girl that was crying 泣いていた少女 The girl that was criedでthe cried girlだと「泣かされた少女」ですね。
do something about〜は「〜を何とかする」という意味。 例. I have to do something about this work. この仕事なんとかしないと これも会話に頻出ですので、是非覚えておきましょう。
それでは4番は?ここは「酔っ払い」という意味にしてください。
美鈴:A drunken man approached us.
太郎:正解!drinkは「飲む」ですね。 A man that was drinkingだと「飲んでいた男」と何かを飲んでいる男が近づいてきた、と なってしまいますね。なので、P.P.です。
それでは5番は?crowdは「(場所に)詰めかける」という意味です。 これを使って「混んだ道路」として下さい。
美鈴:We couldn't pass through the crowded street.
太郎:OK。crowding streetだとThe street that was crowdingなので 「詰めかけている道路」と道路がどこかに詰めかけていることになりますね。 なので、道路は人に詰めかけられる側、なので、crowded streetです。
それでは最後は? disgustは「(人を)むかつかせる/いらだたせる」という意味です。 あと、standは「耐える/我慢する」という意味です。
美鈴:I couldn't stand the words of the disgusting man.
太郎:正解。「〜させる」系の動詞でingにして「むかつかせる/むかつく」として 「むかつく男」ですね。P.P.にすると「むかついた男」と男がむかついている ことになってしまいます。
美鈴:動詞の意味を考えてからなんで大変ですね。。。でもわかりやすいです。さすが英語家庭教師ですね。
太郎:これは動詞をどれだけ理解してるかも結構分かれ目になってきます。 慣れるまでは動詞がわからなかったら聞いて下さいね。
さて、それでは今度は私が日本語で問題を言いますので英語にしてみて下さい。
<まずは声に出して下記の問題を英文にします。その後、言った英文を解答に書き写しましょう。 全て終わったら、解答の下の文章を読んで答え合わせをして下さい>
問題
1.びっくりするニュースを彼から聞いた
2.彼の落ち込んだ顔が忘れられない
3.彼の驚いた顔が目に浮ぶ(目に浮かべる/想像する ⇒ picture)
4.負傷した男性が病院にかつぎこまれた(負傷させる/キズつける⇒ injure)
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解答
1.
2.
3.
4.
美鈴:びっくりは。。。surpriseですか? I heard the surprising news from him.
太郎:正解。「びっくりさせる/驚かせる」のsurpriseを使います。 「させる」なので、ここでは「(人を)驚かせるようなニュース」とし、surprising newsです。 P.P.だと「驚いたニュース」でニュースが驚いていることになってしまいます。
それでは2番は?
美鈴:I can't forget his depressed face.
太郎:正解。これはテキストに出てきた「ガッカリさせる」depressを使えば いいですね。His face that was depressed.「ガッカリした顔」です。 his depressing faceだとingなので「ガッカリさせるような顔」となりますね
人の顔みて「(人を)ガッカリさせる顔」なんていったらグーパンチ喰らいます(笑)
美鈴:ホンマですね(笑)こわ〜。。
太郎:気をつけながらいきましょう。それでは3番は?
美鈴:I can picture his surprised face. これもさっきと同じですね。
太郎:はい、正解。depressと同じく「させる 」系ですので、ingにすると 「(人を)驚かせるような顔」となってしまいますね。ではなくて「驚いた顔」なので P.P.です。I can pictureとcanも忘れませんでしたね。
I pictureだと「(習慣的に)目に浮ぶ」となりますね。 ここでは何かプレゼントか何か持ってて、それを渡す前に「目に浮かべることができる」 みたいな感じですね。なので、canを使います。
それでは最後は?
美鈴:An injured man was carried into a hospital.
太郎:正解。これも「させる」系統。「(人)を傷つけるような」では 変ですね。「(何かを)傷つけている男」とも取れますが、これも変。
A man that was injured.「傷つけられた男」⇒「傷ついた男」ですね。 前に出た「かつぎこむ」もよく覚えてました!
それでは本日はこれまでです。今回の分詞は要復習ですので、しっかり復習しておいて 下さいね。 このあたりからはどれだけ知識を持っているかが重要になってきます。そして 知識がなければどうにも会話ではなりませんが、テストなんかではごまかしがききます。 というのも基本的に主語が人の場合はP.P.、物の場合はingになりやすいのが特徴の この分詞の形容詞的用法はテストで単語の意味がわからないときなんかに、どの 名詞にかかっているのかを先に理解して、ものなら進行形、人なら過去分詞、として しまえばいいんです。 本当は文章の意味などから理解したいところですが、この手で正答率をあげることも できます。テストのコツってやつですね。他にも色々ありますが、この分詞の考え方 を理解すると、関係代名詞の省略を聞かれるような時でも、名詞が物なら過去分詞、 人なら進行形にできます。 これは人の場合はその動作をする側だから能動態、物は通常動詞をされる側になりやすい ので過去分詞、といった考え方です。テストも四択を二択にできれば得点が伸びますからね。 せこい手ですが、ぜひ利用してみましょう。 それではお疲れ様でした。
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